海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
中国3千年の歴史。三国志、西遊記、水滸伝など日本でも知られているものが多くあります。
そこで中国の世界遺産ってどれくらいあるんだろうと調べました。文化遺産だけで考えれば兵馬俑・万里の長城・紫禁城など35箇所にのぼります。
これはイタリアに次いで第2位。ここ10年で17件も登録されました。一年で最高2件までの登録なのでこれがいかに多く申請されたか、中国政府の力の入れようがわかります。中国は人口の92%を占める漢民族と55の少数民族の多民族国家です。世界遺産を増やし、保存に力を入れ、観光客を誘致することは国として『中央と僻地の経済格差、少数民族にも目を向けていますよ』という姿勢も表すことができるようです。
ただ、この観光誘致の政策は、乱開発と急激な汚染、また中国人による勝手な改造や改築につながっているようで、問題だと現地の方は話してました。
堅い話はこのくらいにして、無錫の「霊山大仏」に連れて行ってもらいました。
この大仏は自由の女神の3倍、80mの高さがあり、中国の人が大好きな金色に輝いています。
300段の階段を上って足元までたどり着くとその地下が博物館になっています。
「ずいぶん古く見えます。どこからか出土したんですか?」と聞くと、いいえ2年前にできたばかりです。「えーっ?」このおびただしい数の仏像も由緒ありそうな碑文もぜーんぶ作り物?
それで改めて見ると、これに触るとご利益あるよーといった巨大な大仏の手とか、大仏の足とか、巨大な蓮の花から音楽と噴水とともに生まれてくる天使の像とかがいっぱいあります。
ああこれって、ありがた尽くしのテーマパークだった!!
中国の人って何でも作っちゃうんだ。
高層ビルが立ち並ぶ上海で、
「もうここに売っていないものはないですね。ブランドも世界中の食べ物も日本製品の大型家電だって何でもそろいますね」
と言った私に
「ええ、でも日本製品が売っていても日本製品とは限らないんです。」
「だってPanasonic って書いてありますよ」
「それが信用できないんですよ」
「だからわざわざ日本へ買いに行くんです。真似が上手なんです」
なるほど〜中国人が信用しない中国製品ってどうなんだろう。
土産を買いすぎてトランクをもう一つ買うことになった。
そこで街のかばん屋に行くと明らかにコピーだろうという超有名ブランドのトランクが1,000元《18,000円》くらいで売っていて、ここから値引きするって客引きがすごい。
「これはコピーでしょ?税関で見つかったら取り上げられるから買わないよ! TSAロックじゃないと不便だし」と言うと「お客さん!こっちこっち」手招きして店の奥へ連れていく。警戒してると鍵を開けて別室へ。
きれいなショールームになっている明るい別室には、なんと欧米の高級ブランドバッグがずらり。そこで店員が出してきたのは、リ○ワのロゴがまだ貼っていないトランク。
「お客さん、これはリ○ワの中国工場で作られたものです。ただしロゴありません。」だって!!
これならコピー商品じゃないから税関も通過できる。定価は10万円もするトランク、値切ったら700元《13,500円》まで下げるっていうから手を打った。私が買ったのは中国製のただの無印トランクだから。中国人はなんでも作っちゃう。恐るべし、たくましいかな中国!
中国でのスケッチ「桂林にて」 スケッチブックが小さいときはこんな風に見開きに描きます