海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 独楽ほど地方によってさまざまな形をしたものはないとつくづく思いました。そして、日本だけでなく、外国にもいろいろな独楽があることを知りました。
 宇和島地方では、「ぶつけごま」と言って、かぶらのような形状の独楽で「けんか」をしていたものでした。私たちは、「ぶつけをやろう」と言ってさそい合ってあそびました。

 ぷつけごま
 全体は、樫の木でできており、その真ん中に針(しん)が入っています。新しく買い替えると、木面に、まずは梔子(くちなし)の実をすりつけて赤黄色に塗りました。そして、相手の独楽にきずをつけるために鉄針を抜いて、代わりに釘をいれるのです。もちろん釘の頭は切り落とし、先も少し丸みを持たせます。
 ぶつけられて次第にきずが多くなると、蝋をたらして、少しでもきずがつかないように工夫したものです。
 独楽紐も買うと、針の頭にかかりやすいように輪を作ったり、紐が手からはずれないように古銭か五円玉を入れたりしました。

 

遊び方
@ 順番は、じゃんけんか独楽回しをしてきめる。負けた者から独楽を回す。
A 次の者から、回っている独楽に目がけてぶつけて回す。相手の独楽をぶつけれなくてもよいが、
   相手の独楽にぶつけて回らなかった場合、この回が終わってから、当てた独楽は刑として、
   ぶつけられた独楽の針で一、二回きずをつけられる。
B 参加者が投げ終わったら、最後に投げた者が相手の独楽に目がけて紐で操りながら、当て合いっこをする。
   そして、長く回っている独楽が勝ちとなる。
C 刑をされた者から、次に回らなかった者、そして、早くたおれた者から順に繰り返していく。