海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 31年前、「先生、パンパンやろう」と言われたときには、ぎょっとしました。聞き返して、めんこのことだとわかりました。「めんこ」の呼び名も地方によってさまざまです。パン(愛媛・宇和島)、パッチン(兵庫)、パッチ(新潟)、ペッタ(大阪)、メンチ(埼玉)と呼ばれ、いずれもめんこを打ちつけるときの音からつけられたものと思われます。
 ちなみに、今では「めんこ」といえば、「フラメンコ」とか「ラーメン」のことを指すようです。
 さて、「めんこ」の形は円形と方形とがありました。円形では、直径20センチの大型から直径5センチくらいの小型のものがありました。ただ、大型のものは実用的ではなく、見せびらかす程度のものでしかありませんでした。
 主流は、方形または、円形の小型のものでした。めんこの表には、当時のマン方や映画のキャラクターやスポーツ、野球選手が印刷されていました。今思い出されるのは赤銅鈴之介、月光仮面、ゲイリー・クーパー(西部劇)や川上哲治、力道山などでした。その裏は円形のものではボール紙の地そのままで、方形のものには幾何学模様があったように記憶しています。

強いめんこの作り方
 新しいめんこはすぐに裏返しにされてしまうので、円形のものは周りを五ミリずつ内側に折ってドーム型にする。方形のものは、対角線の四すみを内側に祈ります。風を防ぐようにする。
 これだけでは、とられるおそれがあるので、とられないようにするため、めんこにロウを垂らして、重くしたものだ。

めんこの持ち方
 手とめんこを利用して相手のめんこに風を強く吹きかけるような持ち方をする。そのため、めんこの縦と横を考えて持つ。