海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 「てまり唄」、この回で終わりとします。

てまり唄(その六)

一列談判 破裂して
日露戦争となりにけり
さっさと逃げるはロシア兵
死んでもつくす日本兵
五万の兵を引き連れて
六人のこして皆殺し
七月八日戦いに
ハルピンまでも攻めのぼり
クルバトキンの首をとり
東郷大将 万々歳

 この「てまり唄」は、全国各地で、ほぼ同様の歌で歌われているようです。
 岩川芳郎氏は、この唄について「この唄は数え唄のように作られたものと考えます。当時の子どもが唄っていたものをそのまま綴ったものですから、史実とは違いますが、ご了承くださるようお願いします。」と書き添えられていました。
 日露戦争(明治37.38年)以前から「談判・破裂」という歌詞をもつ歌が流行していたようで、その影響でこの「一列談判破裂して…」という歌詞がうまれたものと考えられます。

手まり唄(その七)

白木屋のオ
お駒さん 長三さん
伊勢では十五の旦那さま
ひいろで
ひい ふう みい よう
いつ むう なに やあ
こき とんご
殿はお江戸で
なにしていいやる
殿はお江戸で
お店のつうとめ
来年三月 桜の頃に
花のお江戸へ
お嫁入り お嫁入り


 それでは、皆さんが知っている「まりつき」の歌を紹介します。

あんたがたどこサ 肥後サ
肥後どこサ 熊本サ
熊本どこサ せんばサ
せんば山には
たぬきがおってサ
それを猟師が 鉄砲で撃ってサ
煮てサ 焼いてサ 食ってサ
それを木の葉で
チョットかくし〜
(地方によっては
 あー、うまかったとサ
 おちゃのこサいサい〜)

 歌詞中の「サ」のところで片足をあげ、その下でボールをくぐらせてつきます。最後の「ちょっとかくし」で開いた両足の下をくぐらせてお尻のところで受け取るのです。スカートだと、うまく受け取れます。