海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 これらの写真のお店屋さんは何屋さんだと思いますか。
 そうです。子どものころよくお世話になった「駄菓子屋さん(1)」です。
 昭和30年代までのこの駄菓子屋さんは、都会の文化・香りや子どもの遊びを伝えてくれていたと思うのです。
 日本中くまなく、駄菓子屋さんがあり、小遣い銭をもって行くとどこか違った国へでも来たような錯覚を覚えてしまい、ついつい無駄遣いをしてしまったものです。
 ここ旧常滑のこれら駄菓子屋さんは、二代、三代と引き継がれてきた由緒あるお店屋さんなのです。一代目の号の呼び名が親たちから子へと伝えられ、今の子どもたちの愛称になっていると考えられるのです。
 それでは、そのルーツを探ってみましょう。

 写真@は「村田屋」です。その以前にお菓子屋をやっていた店を譲り受け、昭和20年からの創業だそうです。お菓子屋の号をそのまま近所の人が呼び続けていたので「かめや」とも言われるようになったそうです。
 写真Aは「昇栄堂」です。その昔、「昇栄楼」という料理旅館をやっていたそうです。その蔵の敷地に昭和32年に今の店「昇栄堂」を創業したということです。子どもたちが「ショエロ」とか「ショエロウ」と呼んでいるのも納得します。
 写真Bは「まつや」です。明治の半ば、あみかさもちを売っていたのがここの起こりのようです。でも、駄菓子屋としては昭和40年ころからやり始めたようです。子どもたちから「オマチャ」とか「オマツア」と呼ばれています。