海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 赤ちゃんがむずかって泣きはじめると、私たちは、かんしゃくもち(ちょっとしたことにも怒りやすい性質)になったら大変と、よくあやしたものです。まだ言葉を知らない赤ちゃんは泣いて何かを訴えることが多いようです。その訴えを「あやしあそび」や「からだあそび」を通して、この子は今、どんな情況かを知ることができます。

 たとえば、「たかたか(たかい、たかい)」をしてやると、機嫌のいいときには、けらけらと笑ってくれます。また、すっと降ろしてやると、びっくりしたのか、または、息ができなかったのか、小鼻を大きく広げて息を吸い込みます。むずかるときは、その子の腹の辺に顔をあててにおってみます。そして、悪臭がすれば、おしめをかえてと訴えていたのです。まだむずかるようでしたら、おちちがほしいか、体の調子がわるいかということになります。こうした「あやしあそび」や「からだあそび」を通して親子のスキンシップができ、我が子を知るチャンスではないでしょうか。

おつむてんてん
膝を組んでその中に赤ちゃんを入れます。そして、赤ちゃんの手首を軽く持ち「ちょちちょちちょ、おつむてんてん、ひじこばっぽばっぽ、一つ丸めてぱっくりしょ」と歌いながら、動作を付けます。その動作を説明します。
「ちょちちょちちょ」
 (手拍子のように手を三回うつ)
「おつむ(頭)てんてん」
 (手を頭に三回軽くたたく)
「ひじこ(肘)ばっぽ(餅)ばっぽ」
 (右手を左肘にあて、左手を右肘にあてくりかえす)
「一つ丸めてぱっくりしょ」
 (両手で餅を丸めるようにし、その両手を口に持っていく。そして、後にのけぞる)
 私の膝に座ってくる低学年のいたずらっ子にこの「おつむてんてん」をしてやると意外にうけ、順番待ちになることさえありました。

ちちんぷいぷい
 これは一つのおまじないですが、このような遊びの中から生まれてきたのではないでしょうか。どっかにぶつけて泣いていても「ちちんぷいぷい痛いの痛いのとんでいけ」と言われると痛みをこらえて泣き笑いになっていく効き目のよさを実感します。