海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
班長になった思い出
       I・A女

 五・六年生になって私は何度も班長になりました。
 五年生の二学期に、はじめて班長になりました。その時は自分でやろうと思ったのではなく、先生が決めました。それはきっと私が一度も班長になったことがなかったからでしょう。私が先生に選ばれたとき、班長としての責任がはたせるかなと考え込んだり、学校にいくことがこわかったです。学校に来ると、班長が班での出来事を中心にいろいろとやり遂げなければならないからです。
 今は、自分からやろうとして班長に立候補をしたりしました。私が選んだ子や男子は、私の班にきてくれたので心からうれしく思いました。(略)
 班長になっての思い出は班の中でけんか、力を合わしてのポートボール試合、給食の時など、ゆかいでゆかいで笑いながら過ごしたことが思い当ります。
 結局、今になってみれば五年生の二学期に班長になったのがなぜ、こわかったのか、不思議に思えます。五年生の私、六年生の私は同じ私でも変わったような感じに思えます。

※きっと楽しい班にしてくれるだろうと思ったから班長に決めたのです。でも、Iさんの胸の内を知り、お詫びしなければなりません。その重責にめげることなく班長としてのおもしろさを感じて自主的に班長になってくれたことは、Iさんの大きな成長だと思うと、うれしくなります。

わたしの家族
       N・K男

 ぼくの妹は二人いる。妹が上みたいで、ぼくが弟みたいだけど、ぼくが兄だ。だから、妹は妹。
 おやつは、いつも妹が多くてぼくが少ない。妹が食べきれなくてしまっておくと、ぼくがさがして全部食べてしまう。それがわかると、妹はぼくをけとばしにきたり、たたきにくる。そんなときは、ぼくがやはり弟のようだ。
(中日新聞‥S50・12・4) ― そのつづき―
 上の妹は、何かと文句をつけにくるけど、一番下の妹は、文句を言わない。ぼくは新聞配達に行くとき、一番下の妹はついてくるというけど、上の妹は、「新聞配達なんかおもしろくねえ」といってついてこない。
 いくらにくたらしくても妹は二人ともかわいい。

※憎くても、かわいい妹のためにかわいがってあげる姿が目に浮かびます。