海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
 六年二組の学級通信を完結し、41名の子たちを卒業させたのだから、次年度の学級通信を黙々と載せればいいのですが、ここで足踏みしている訳があるのです。

教研推進委員に
 六年二組を担任しているとき、二年継続の教研推進委員に推挙されたのです。
 教科書の読み物教材は、作品を改訂して教科書教材としているために、新しい教材の発掘をしようと研究を始めたのです。対象学年は推進委員に低学年担当が多かったので、二年生対象の多数の文学作品集めとその教材研究をしました。その結果、教材に適していると考えたのが、最終的に、文・阿川弘之、絵・岡部冬彦の「きかんしゃ やえもん」(岩波書店)でした。
 九月に入り家庭科と音楽科の空きの時間を利用して授業をしました。授業時間数は14時間で、しかも二年生の授業でしたが、快く学級(子どもたち)と時間を貸していただいたのが澤田シゲル先生でした。
 この研究成果を発表し、次年度の教材を四年生対象の今西祐行作「一つの花」(部落問題研究所編「はぐるま」)に決め、「次年度の担任希望は四年生で」という確認し、この年の研究を終えたのでした。

何年生の希望だった
 何年生の希望だった 卒業をさせ、例のように帰郷しているころ、職員室では「氏ちゃん、何年生の希望だった?」とあの粋な校長が分会長に尋ねたところ、「確か、三年生だったと思いますが…。」という応えだったようです。そこで希望していた四年生の担任ではなく、三年生の担任に決まったのです。
 この学年は一・二年時まで九学級でしたが、二年時の終わりに3・4名の転校生があり、三学年の進級時に8学級に学級編制されました。14時間の国語の学習(授業)をした子どもたちのいる学年でもあり、安心をして新学期を迎えたのです。

学級通信が花ざかり
 新三学年のメンバーは、2名のベテラン女教諭と経験二・三年の5名の女教諭と男の私でした。学年会で「学級通信をみんな(6名)が出したい」と願いを言うと「若いのだから、やればいいが。途中で止めにしないことね」と認められました。放課後の会話には通信・学級経営や教材研究の話題でいっぱいになりました。
 低学年を中心にして学級通信は、花ざかりになりました。