海外の旅この指とまれちょっとおじゃまします元気のでてくることばたち
子どもたちへのお土産(3)
 山行でのお話を209号で書いています。
 私はお盆を田舎で過ごし、8月中旬以降に南アルプスの北岳(3,192・4m)をめざしたものでした。この頃になると山の天候は不安定になり、雷雨になったり、台風が来たりします。その山のお話は、雨天の時のお話でした。

その概略は
「山の雨は、下から降るか ら傘をさすときには下に 向けてさす。おしっこも 上に 向かって…」
という常識はずれのお話でした。これは、山の天気がもたらす珍事体験でした。
次は、恐怖体験の土産話「雷の話」です。
お日さまがじりじりと照りつけていても、真っ青な空に遠くの山の上からエノキダケのような雲がもくもくと湧き出してくるようになる。遠くで下の方からゴロゴロと雷が鳴りはじめると、そりゃ恐いんだ。なぜって?山の天気は変わりやすくてすぐに稲光が頂上をなめるようにして這いだすんだ……。そうなると、私たちはどうするかっていうと、(どうすると思う?)バンドやリックなどの金目の物をその場に捨てて岩陰に身を寄せて雷が行くのを待つんだ(すると、「チャックも金目の物があるよ」と、口を挟む子。そこは、待ってましたと、よく気が付いたと誉め、)ズボンまで脱ぎ捨てパンツになって岩陰に隠れているんだよ……。時々ね、逃げ遅れた人が「あっちち、あっちち」と言って稲光の上で踊っているんだ。想像してご覧フライパンの上に裸足になって乗ったときの様子を…。おうこわ おうこわ

台風の進路が変わり、南アルプスを直撃。山頂付近にある「北岳背の小屋」に二晩も泊まることになりました。風雨が少しおさまった頃、北岳の山頂をめざした時に出会った雷鳥の家族(5羽)の写真です。時には、こんな光景も出わすのです。これも土産の一つに。